グレンゴイン12年　旧ボトル発売されていた正確な年が不明なんですが、おおよそ1980年代初頭から後半までだと思われます。グレンゴインはラベルのマイナーチェンジが多かったので、今一歩その辺の順番が追い切れませんでした。ただ、ラベルに日本語でウイスキーと書かれているだけに正規品と思われます（並行品が日本に多く入るようになったのは80年代終盤くらいからです）。早速の風味ですが、この時代のグレンゴインらしくじっかりとした麦芽の香り。爽やかなオレンジやグレープフルーツのような香りも。味も麦芽の甘さと強さが良く出ています。昔のウイスキーは、何故これほど麦芽の旨さが出るのだろうと不思議に思うくらい。若干の柑橘系の酸味とスパイシーさ、コクももあり麦で勝負する正統派ウイスキーです。同じ時代のグレンゴインは何本も飲んでいますが、どれも期待を裏切らない味です。昔のタムデューも似た味わい（タムデューの方が少し軽いですが）だったので何となく思い出します（タムデューは経営が変わりシェリー樽熟成を前面に出してから人気になりましたが、個人的には昔の方が好きでした）。ボトリングされてから最低でも30年は経過しているオールドボトル、グレンゴイン12年旧ボトル正規品をいかがでしょうか。未開封・箱あり・750ml・43％重厚な木箱は細かい傷があります。また木箱を覆う厚紙は正面や側面に剥がれがありますので画像で確認をお願いします。日に当たらないように冷暗所に縦置きで保管していました。自宅保管なので、その点をご理解の上購入をお願いします。諸般の事情により急に削除する可能性がありますのでご了承ください。